消臭方法 においの消し方3

2010年2月14日

化学的消臭方法

悪臭には大きく分けて三つのタイプがあります。
日常生活では、トイレ、台所、タバコ、排水溝、ゴミ箱(特に台所)、排水溝、下駄箱など、他に衣類のカビ、体臭が対象となります。
脂肪酸系(体臭、汗など)
窒素化合物系(腐敗した尿、生臭さなど)
硫黄化合物系 (糞便など)

化学的消臭方法とは悪臭の元となる成分を消臭剤の成分と化学反応させ、無臭の成分にしてしまう方法。
直接化学反応させる中和反応と酸化物を消臭成分に入れ、悪臭成分を無臭の酸化物に変える酸化反応があります。

中和反応は、例えば悪臭ガスの臭いの成分がアンモニアである場合は、強い酸でアンモニアを中和してしまえば消えてしまいます。
消臭剤の中には硫酸などの有害な物も含まれていることもあります。
衣類の場合はお酢やクエン酸中和することで臭いは良く取れます。

酸化反応は、オゾンなどの消臭方法です。
オゾンの消臭方法はこの酸化の性質を利用して臭気物質を消臭します。強い殺菌力効果もあります。
しかしオゾンは人体に悪影響があるため、使用場所・条件などに考慮が必要になります。

オゾンは強い酸化作用のある化学物質で、高濃度のオゾンに暴露すると、目、粘膜、上部気道を刺激し、人の呼吸器機能に影響を及ぼします。特に呼吸器系の疾患(喘息など)を持った方は注意が必要です。その為、一般家庭で使用するオゾン式消臭器には健康への安全性上、オゾン濃度の基準値が定められています。
しかし、健康基準値を超えないオゾン濃度では室内空気汚染物質の殆どを除去できず、においの原因となる多くの化学物質を有効に除去できない、その濃度では細菌、カビなどの生物汚染源を有効に除去できないとの事です。

空気(オゾン)で洗う(除菌・消臭)エアウォッシュなどの家庭用洗濯機がありますが、これもどのくらい効果があるのかは判断つきにくいものだと思います。

衣類や布団、靴のクリーニングでオゾン水で洗って滅菌、消臭効果をアピールしているクリーニング工場がありますが、強いオゾン濃度でないと、効果がない、強い濃度のオゾンでは作業上安全面に問題があるなど、消臭方法としては十分ではないと思われます。

酸化反応に酸化チタン(光触媒)を使用する方法があります。
酸化チタンは化粧品や食品添加物としても使われていて無害なものです。
消臭効果だけでなく、黄色ブドウ球菌や大腸菌や院内感染の原因菌とされるMASAなどの菌に対しては、滅菌・抗菌の効果があります。
空気中の汚染物質や、水質汚染物質、悪臭、汚れ物質を分解したり、抗菌作用があり、トイレ便器に酸化チタン加工が施されているものが販売され、その効果が注目されています。その他に紫外線カット効果やガラス表面を曇りにくくする効果もあり、ビルのガラスなどに使われています。

クリーニングでも、レザーやバッグなど水に浸けられない革製品には酸化チタン(光触媒)で消臭する方法がとられており、かなりの効果があります。

レザーのクリーニングと消臭
バッグのクリーニングと消臭