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目次
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1)見えない衣服の汚れ
汚れは、1日、2日では変化せずしみも落ちやすい。
でも、一週間たつと定着してしまい、急に落ちなくなります。
汚れが酸化すると、繊維は傷み、徐々に変色してきます。目立った汚れがなくても衣服は、着れば確実に汚れてきます。見えない汚れが変化して、買ったときの風合いがなくなってくるのです。
洗濯を定期的にしていくと、衣服は何年でも着こなすことが出来ます。着用した後、こまめにブラシをかけて手入れをするだけで、外からの汚れの程度は、かなり軽減されます。
汚れが見えなくても、定期的にクリーニングに出すのが、衣類の手入れの基本です。
2)汚れたままでしまわないでください。
汚れが落ちないまま収納すれば、カビや虫食いの原因にもなります。
カビや虫食いは、食べ汚しなどの成分が大好き。収納スペースの他の衣類にも悪影響を与えます。
カビは湿気があると繁殖します。虫は卵を産みつけ、春先に孵り、他の衣服にえさを求めて移動します。
カビは時間が経つと、クリーニングの専門家でも落とすのが困難になります。
3)衣類の黄ばみ(黄変)
黄ばみの原因は、主に「汗」ですが、白いブラウスの脇の下や襟まわりが黄変している原因は「汗」や「脂肪」であると考えられます。
汗は、やがて空気中の酸素により酸化されて次第に黄変してきます。汗の成分はほとんどが塩分。ドライクリーニングでは落ちません。
汗をかいたら、こまめに家庭で水洗いしましょう。
ウールや絹でもやさしいすすぎ洗いであれば、生地を痛めません。お湯は禁物です。これで汗の黄ばみは防げます。
脇の下が汗で黄変してしまったら、クリーニングに出しても取れないことがあります。
4)衣類が黄ばんでしまったら…
洗剤をいつもより少なめに、やさしく水洗いをした後、漂白です。漂白剤の種類をくれぐれも間違わないように。お湯は禁物です。
温度が高くなればなるほど、漂白剤の作用が強くなり、失敗する可能性も高まります。塩素系は体にかかってしまうと、皮膚の炎症を起こします。
常温で、黄ばんだ箇所にブラシで塗りつけ、水で流します。少し色が薄まってきたら、漂白ができるということですから、もう一度繰り返してください。これが出来れば、他のしみ、汚れなどの変色の漂白に応用できます。
衣類全体が黄ばんでしまった場合以外、漬け置きや、洗剤と一緒に洗濯機に入れて、漂白するのは勧めません。クリーニング プロでも部分漂白が原則です。結果がどうなるのかが確認できないからです。
5)漂白剤の種類
白物の黄ばみを取ったり、色・柄をきれいにするために漂白剤を使用します。 漂白剤には次の3タイプがあります。クリーニング プロもこの3タイプを使い分けて、シミ汚れを除去しています。いずれも失敗することがありますので、必ずテストをしてから使用して下さい。
■塩素系漂白剤
綿、麻、ポリエステルなどの白物に使用します。効果が早いので、色・柄物に少しでも付着すると変色を起こします。直接手にはかからないように、取り扱いには厳重に注意をしてください。
■酸素系漂白剤
色・柄物に使用できます。効果はゆっくりで、効果が遅い場合は、温度を上げていきます。60度が限界です。ただし、変色する製品もありますので、予め見えないところで試しをして下さい。
■還元漂白剤
ウールや絹の白物に使用できます。 色・柄物には使用できず、他にも使えないものがあります。パッケージの注意をよく見てください。
6)ナイロン製品や絹製品の黄変
ナイロン製品や絹製品はよく黄変します。絹は汗や汚れで、変色するだけでなく、繊維自体が酸化されることにより黄変します。
特に湿った状態では黄変し易い為、汗が付いたまま、湿った場所での保管は禁物です。絹は紫外線にも当たると黄変することがあります。いわゆる日焼けを起こしやすい繊維です。
紫外線の強い日に長く外にいると、日焼けを起こしたりするので、注意が必要です。日の当たる場所に保管するのは、厳禁。ナイロンや絹製品でなくても、同じです。
洗濯物を干す場合も、渇きがいいからといって、紫外線の強い日は、干し過ぎないように。乾いたらすぐにしまう。出来れば陰干しをお勧めします。
7)日焼け(色やけ)は、元に戻らない。
紫外線の強い日に長く外にいると、洋服は日焼けを起こしたりします。
毎日長く車を運転していると、日によく当たるひざの辺りが、変色してくることがありますね。
人と同じで、衣服も紫外線に弱いのです。気に入っているからと言って、毎日着るのではなく、服も休ませましょう。陽の強い日は、綿や麻など、比較的紫外線に強い素材のものを選んで着用するのが、おしゃれと考えたいものです。
日焼けは繊維自体が変色してしまっているので、これはもう元には戻りません。クリーニングの技術では、直りません。
修正は2つの方法があります。特別な技術による漂白。もうひとつは「色かけ」と言って、変色したところに同じ色をかけ、変色を消してしまうのですが、技術的に大変難しく、繊維の種類や生地の模様によって、出来ないものがあります。

















