クリーニング の全国宅配 衣類の話

クリーニング の全国宅配

クリーニング プロがアドバイス
家庭の衣類の話

目次(1)   目次(2)

1)見えない衣服の汚れ 8)陰干しの勧め
2)汚れたままでしまわないでください。 9)汚れにアイロンは禁物です。
3)衣類の黄ばみ(黄変) 10)付いてすぐならほとんどのシミは落とせます
4)衣類が黄ばんでしまったら・・ 11)衣服は熱に弱い
5)漂白剤の種類 12)汗はドライクリーニングでは落ちない。
6)ナイロン製品や絹製品の黄変 13)漬け置き洗いのすすめ
7)日焼け(色やけ)は、元に戻らない。 14)洗濯表示を過信しない

          
1)見えない衣服の汚れ                       クリーニング プロのアドバイス
汚れは、1日、2日では変化しない。しみも落ちやすい。
でも、一週間たつと定着してしまい、急に落ちなくなります。

汚れが酸化すると、繊維は傷み、徐々に変色してきます。目立った汚れがなくても衣服は、着れば確実に汚れてきます。見えない汚れが変化して、買ったときの風合いがなくなってくるのです。

洗濯を定期的にしていくと、衣服は何年でも着こなすことが出来ます。着用した後、こまめにブラシをかけて手入れをするだけで、外からの汚れの程度は、かなり軽減されます。

汚れが見えなくても、定期的にクリーニングに出すのが、衣類の手入れの基本です。


2)汚れたままでしまわないでください。     クリーニング プロのアドバイス

汚れが落ちないまま収納すれば、カビや虫食いの原因にもなります。

カビや虫食いは、食べ汚しなどの成分が大好き。収納スペースの他の衣類にも悪影響を与えます。
カビは湿気があると繁殖します。虫は卵を産みつけ、春先に孵り、他の衣服にえさを求めて移動します。

カビは時間が経つと、クリーニングの専門家でも落とすのが困難になります。


3)衣類の黄ばみ(黄変)         クリーニング プロのアドバイス

黄ばみの原因は、主に「汗」ですが、白いブラウスの脇の下や襟まわりが黄変している原因は「汗」や「脂肪」であると考えられます。

汗は、やがて空気中の酸素により酸化されて次第に黄変してきます。汗の成分はほとんどが塩分。ドライクリーニングでは落ちません。

汗をかいたら、こまめに家庭で水洗いしましょう。
ウールや絹でもやさしいすすぎ洗いであれば、生地を痛めません。お湯は禁物です。これで汗の黄ばみは防げます。

脇の下が汗で黄変してしまったら、クリーニングに出しても取れないことがあります。



4)衣類が黄ばんでしまったら・・         クリーニング プロのアドバイス

洗剤をいつもより少なめに、やさしく水洗いをした後、漂白です。漂白剤の種類をくれぐれも間違わないように。お湯は禁物です。

温度が高くなればなるほど、漂白剤の作用が強くなり、失敗する可能性も高まります。塩素系は体にかかってしまうと、皮膚の炎症を起こします。

常温で、黄ばんだ箇所にブラシで塗りつけ、水で流します。少し色が薄まってきたら、漂白ができるということですから、もう一度繰り返してください。これが出来れば、他のしみ、汚れなどの変色の漂白に応用できます。

衣類全体が黄ばんでしまった場合以外、漬け置きや、洗剤と一緒に洗濯機に入れて、漂白するのは勧めません。クリーニング プロでも部分漂白が原則です。結果がどうなるのかが確認できないからです。


5)漂白剤の種類                 クリーニング プロのアドバイス

白物の黄ばみを取ったり、色・柄をきれいにするために漂白剤を使用します。
漂白剤には次の3タイプがあります。クリーニング プロもこの3タイプを使い分けて、シミ汚れを除去しています。
いずれも失敗することがありますので、必ずテストをしてから使用して下さい。

塩素系漂白剤
綿、麻、ポリエステルなどの白物に使用します。効果が早いので、色・柄物に少しでも付着すると変色を起こします。直接手にはかからないように、取り扱いには厳重に注意をしてください。
 

酸素系漂白剤
色・柄物に使用できます。効果はゆっくりで、効果が遅い場合は、温度を上げていきます。60度が限界です。ただし、変色する製品もありますので、予め見えないところで試しをして下さい。

還元漂白剤
ウールや絹の白物に使用できます。
色・柄物には使用できず、他にも使えないものがあります。パッケージの注意をよく見てください。


        

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6)ナイロン製品や絹製品の黄変          クリーニング プロのアドバイス

ナイロン製品や絹製品はよく黄変します。絹は汗や汚れで、変色するだけでなく、繊維自体が酸化されることにより黄変します。

特に湿った状態では黄変し易い為、汗が付いたまま、湿った場所での保管は禁物です。絹は紫外線にも当たると黄変することがあります。いわゆる日焼けを起こしやすい繊維です。

紫外線の強い日に長く外にいると、日焼けを起こしたりするので、注意が必要です。日の当たる場所に保管するのは、厳禁。ナイロンや絹製品でなくても、同じです。

洗濯物を干す場合も、渇きがいいからといって、紫外線の強い日は、干し過ぎないように。乾いたらすぐにしまう。出来れば陰干しをお勧めします。


                                      

7)日焼け(色やけ)は、元に戻らない。  クリーニング プロのアドバイス

紫外線の強い日に長く外にいると、洋服は日焼けを起こしたりします。毎日長く車を運転していると、日によく当たるひざの辺りが、変色してくることがありますね。

人と同じで、衣服も紫外線に弱いのです。気に入っているからと言って、毎日着るのではなく、服も休ませましょう。陽の強い日は、綿や麻など、比較的紫外線に強い素材のものを選んで着用するのが、おしゃれと考えたいものです。

日焼けは繊維自体が変色してしまっているので、これはもう元には戻りません。クリーニングの技術では、直りません。

修正は2つの方法があります。特別な技術による漂白。もうひとつは「色かけ」と言って、変色したところに同じ色をかけ、変色を消してしまうのですが、繊維の種類や生地の模様によって、出来ないものもあります。



8)陰干しの勧め                    クリーニング プロのアドバイス

衣服は、紫外線に弱いだけでなく、熱にも弱い。洗濯した後、しみ、黄ばみなど、汚れが取れないままに、紫外線に当たると、酸化して定着してしまいます。

また高い温度(
50度以上)の乾燥機で攪拌されると、汚れが定着するだけでなく、伸び縮みの原因にもなります。クリーニング店で、伸び縮みしてしまうのは、たいていが高温の乾燥機で攪拌するのが原因です。

洗濯物は陰干しをお勧めしたいですね。陽の当たらない外に干す。または風通しをよくして、室内で干します。梅雨の時期は、エアコンで除湿するのが効果的です。急ぐ場合、クリーニング プロは除湿機と温風機を併用しています。

ウールの素材のものや、セーターなどは網の上で、平干しするのが もっとも衣類にやさしい乾燥方法です



9)汚れにアイロンは禁物です。        クリーニング プロのアドバイス

汚れたままのスラックスやスカ
トなど、ヒダの折り目だけでも整えようとアイロンをかけてしまうと、汚れやシミが熱によって、しっかりと定着してしまいます。

こうなるとクリーニングに出しても、
汚れやシミがとれにくくなります。

アイロンは、必ず洗濯してからかけるように心がけましょう。

衣類は熱に弱いので、アイロンがけは、温度調節が大切です。
ウールや、絹、熱に弱い合成繊維は、なるべく低い温度でかけてください。


10)付いてすぐなら、シミは落とせます。   クリーニング プロのアドバイス

しみは、時間が経てば経つほど取れなくなります。ついてすぐならほとんどのシミは落とせます。

タオルを下に敷き、水、中性洗剤を付けて、叩き落すのが効果的、決してこすらないように。

それでも取れない場合は、水につけ、洗剤でブラッシング、水道水で流し洗い。これを何回か繰り返すと取れてしまいます。シミによっては、汚れが取れても色素が残ります。

難しいものは、早めに染み抜きのできるクリーニング店に依頼をすることをお勧めします。



11)衣服は熱に弱い                  クリーニング プロのアドバイス

アイロンの熱だけでなく、乾燥機も衣類にとって良くありません。

衣服の風合いがなくなるだけでなく、しみや汚れが残っていると、熱で定着してしまいます。

伸縮性のある繊維、縮み加工の衣服は熱によって、変形してきます。洗濯も常温で洗うのが、基本です。

衣類の乾燥は、自然乾燥、セーターなどは、平干しをお勧めします。

洗濯は常温で、脱水機の時間は短く、乾燥は自然乾燥、アイロンは蒸気をうまく利用するというのが、上手なお洗濯術です。


12)汗はドライクリーニングでは落ちない。クリーニング プロのアドバイス

ドライクリーニングでは、皮脂等の油性の汚れは良く落ちますが、汗や清涼飲料などの水に溶けやすい汚れは落ちません。

ドライ溶液は油性なので、水溶性の汚れを溶かすことはできないのです。このような水溶性の汚れを落とすためには、やはり水洗い処理をしなければなりません。

ドライマークの衣類も水洗いで汗汚れもすっきりします。

注意点は、洗濯機は弱い水流で、お湯は使わない。乾燥機に入れない。陰干しで乾燥。セーター・ニットなど伸びる可能性のあるものは、平干しで乾燥させることです。



13)漬け置き洗いのすすめ          クリーニング プロのアドバイス

洗濯機に入れられないビーズ・スパンコールなどの飾りの付いた繊細な衣類は、お風呂に水を浸して、衣類を一晩つけるだけで、汚れや、汗の汚れが取れてしまいます。

エリや脇の下、汚れの部分を固形石けんをこすりつけ、軽くブラッシングして前処理をしておくと、たいていの汚れは取れてしまいます。

繊細な衣類は、熱をかけない、洗濯機でかき回さない。乾燥機に入れない。アイロンは蒸気でかけるのが、コツです。


14)洗濯表示を過信しない          クリーニング プロのアドバイス

ウール100%、コットン100%、合成繊維などの表示と一緒に、裏地やポケットの中についている洗濯表示を、よく見て洗濯するのは大変大事なことです。

クリーニング店でも、不明なものは、必ず洗濯表示を確認します。

ファッション性が豊かになるとともに、水洗い×の衣類が増えてきました。
加工された衣類のほとんどは、ドライマークが表示されています。
しかし、中にはメーカーが間違ってつけたものがあります。

例えば、つやのあるポリウレタンのジャケットで、裏地がレーヨン。ドライクリーニング指定で、水洗い禁止の洗濯表示がつけられています。

実際にドライクリーニングをしてみると、表地と裏地のはく離が起こり、表地がしわしわの状態になってしまいます。

石油系のドライ溶液が、表地と裏地の接着剤を溶かしてしまうのです。
またシールや、ワッペンが付いたコットンのジャケットなどにも、ドライマークが表示されています。

これもドライクリーニングをすると、はがれてしまうのです。

Tシャツでドライマークも、水洗いマークも×のものがあります。Tシャツが洗濯できないというのは、ちょっと信じがたいことです。

衣類を購入する時は、洗濯表示タグを確認したいものです。


                                        続く


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